訴状と準備書面
| 訴状 １９９９年４月６日、原告作成。東京簡易裁判所へ提出。 答弁書 １９９９年５月１０日、被告作成。 原告の請求は理由のないものである。 準備書面 １９９９年５月１９日、原告作成。 レポートを常識的な期間内に返却するというのは、法律論云々の問題ではなく、常識的な問題で、債務不履行にあたる。 準備書面 １９９９年６月２１日、被告作成。 原告の不真面目な学習態度は、学生としてふさわしくない。大学通信教育の債務とは、テキストそのものが授業であり、テキストを渡すことによって講義をおこなったことになる。 準備書面 １９９９年７月１日、原告作成。 憲法のテキストは５０年前のものである。５０年前のテキストを以て講義とするのは、あまりにもふざけた講義である。 準備書面 １９９９年７月２３日、被告作成。 いずれにしても、単位認定はなされなかったのだから、債務不履行は生じない。 レポート返却遅延の存在は認めるが、被告は種々の対策を講じてきた。 準備書面 １９９９年７月２９日、原告作成。 いいかげんな法律用語を使わないでもらいたい。 本当に種々の対策を講じていたなら、事務局職員の、あのおざなりな対応は無いはずである。また、謝罪らしき行為を行ったのは、当の憲法の添削担当教員だけである。 準備書面 １９９９年１１月８日、原告作成。 献身的な教育がエジソンやヘレン・ケラーを生み出すこともある。 せめてひとりの人間の将来を台無しにするようなシステムはやめて欲しい。 新和解案、そば屋の出前。 |
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