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慶應義塾の対応を評価する



慶應義塾の対応を評価する

 8ヶ月間に渡る訴訟を経験し、それを踏まえて、慶應義塾の対応を評価します。

 お世辞抜きに、「慶應義塾はよくやった」と評価しています。訴訟では、やはり敵対している訳ですから、準備書面に失礼なことも書かれましたが、長い目で見ると、「何十年もかかって改善できなかったことを1年足らずで改革した」といえます。かなり本気で改革に取り組んだことと思います。もちろん、和解調書の効力は、「努力する」ということを確認したに過ぎないため、いつかまた問題が発生する可能性を秘めています。
 でも、「やる気になれば1年足らずで改革できた」という事実があるのですから、天下の慶應義塾は、これからも一流大学であり続けると私は信じています。
 慶應が一流であるからこそ、他大学が努力する。こんな関係であってほしいと切に願います。


ちなみに放送大学のこと
 もうすぐ私は放送大学を卒業します。
 放送大学では、慶應のときと比較すれば、かなりがんばったと思います。
 自然の理解を専攻したため、宇宙科学やら物理学やら生物学やら、ガチガチ文系人間の私にしてみれば全くの専門外の科目をたくさんとって、やっとこさ卒業にこぎつけたという感じです。

 「放送大学は他大学よりもすばらしい大学か?」
 この質問には、イエスともノーともいえます。放送大学は、文部省と郵政省が総力を結集して作った、極めて国立大学に近いお役所系大学です。なにしろ国が全面的にバックアップしているのです。
 したがって、47都道府県全てに設置されている学習センターは、国立大学を間借りしてたり、公民館の一部を借りたりしています。つまり、国が地域と協力し、総力を結集しているのですから設備やシステムでいいかげんにやるわけにはいきません。そういう意味では「他大学よりもすばらしい」のは当たり前で、いいかげんにやっていたら、それこそお役所仕事の税金ドロボーなのです。

 昨年、私は秋田、北海道、福岡、大分、香川、島根、広島、大阪、岐阜の各学習センターを巡りました。いわゆる面接授業の地方巡業ってやつです。私のイメージでは、このうち秋田、島根、大分などの学習センターでの対応が好印象で、とても努力しているという様子がうかがえました。逆に、岐阜では、ふざけた対応をされて、頭に来ましたけど(^_^;)。
 ちなみに「対応が好印象」というのは、「言葉遣いがていねい」、「質問には親切に答えてくれる」、「友達作りがしやすい雰囲気をかもし出してくれる」などです。


ついでに中央大学のこと
 訴訟のことが掲載された慶應塾生新聞(1999年5月10日発行)を読み、一番最初に発行元である慶應塾生新聞会へ問い合わせしたのが中央大学だそうです。
 訴訟を起こしてから寄せられた情報で知ったのですが、中央大学は、「レポートを2ヶ月で返却する」と明言し、実は2週間以内に返却している優良大学通信教育だったのです。
 あいにく私は学生ではありませんし、学士(法学)は既に持っていますので、中央に在籍することはないと思いますが、機会があれば在籍してみたい大学通信教育です。


おまけに日本大学のこと
 日大の情報は、友人F氏を通しての情報と、メールで寄せられた情報しかありませんが、日本大学も放送大学同様、47都道府県に試験会場があり、スクーリングや科目試験受験の弁が良いとのことです。レポート添削も早いそうです。

2000年1月20日 松本肇

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